米国産の牛肉が値下がりした3つの理由【そして吉野家の株価が上がる】

こんにちは、いちろうおじさんです

 

スーパーの棚から「米国産」牛肉を見かけなくなり「豪州産」が幅を利かせてるんじゃないでしょうか

中国の購買力が上がり、仕入れ競争が起きたため「米国産」牛肉は値上がりしていました

しかし、今年に入ってから「米国産」牛肉の卸値が下がってきています

(米国産牛バラ肉の価格)

2019年1月 : 750円/kg

     4月 : 680円/kg

     8月 : 620円/kg

なかなかの下げっぷりです

データ的には2年3カ月ぶりの安値だそうです(前はこれが普通だった)

 

そして、牛丼のバラ肉を「米国産」にこだわっている「吉野家」の株価が上がりました、26日に年初来高値を更新するほど上がりました

そこには、この値下がりは一時的なものではなく長期に渡ると考えられているからです

 

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米国産の牛肉が値下がりした【3つの理由】

スーパーの棚に「米国産」牛肉が戻ってきそうです

長期に渡るという事は、構造的な理由がありそうですね

値下がりした理由をみてみましょう

 

①中国が米国産牛肉に25%の追加関税(米中貿易戦争)

今回の値下がりに最も影響を与えてるのは「米中貿易戦争」です

この「貿易戦争」はいろんな所にいろんな影響を与えてます

まさか「米国産」牛肉が安くなるなんて想像できませんでした

 

12%だった関税が37%になり、中国の輸入業者は割高になった「米国産」を離れ「豪州産」の仕入れを増やしています(前年比ほぼ2倍)

そして行き場のなくなった「米国産」が一気に値下がりしました

しかも「貿易戦争」は終わる気配がないので、今回の値下がりが続くと考えられるわけです

 

②日本の米国産牛肉への関税は下がり続ける(日米貿易交渉)

8月25日、安倍首相とトランプ大統領は「日米貿易交渉」で基本合意しました

これにより「米国産」の牛肉と豚肉は「TPP」と同じ水準になります

(日本の米国産牛肉の関税)

現在: 38.5%  →  2033年4月: 9.0%

段階的に引き下げられますが、毎年2%は下がり続ける計算です

 

③円高・ドル安(為替)

日本経済としては「円安」がいいですが、今は「円高」局面です

「円高」ですと、もちろん牛肉を安く輸入できるようになります

これにより、「1円の円高で1キロ当たり5~6円安くなる」そうです

 

「円安」に誘導するには「円」の金利を下げるわけですが、日本の「政策金利」はすでにマイナスなんです

これ以上はほとんど身動きがとれない状態

 

そして、トランプさんは「ドル安」にしようとしています(ドル安はそのまま円高になる)

「米国」の政策金利は2.25%あり、まだ下げる余裕があるんです

 

結果、この「円高」も当分は続くと考えられています

 

まとめ

いかがだったでしょうか

牛肉が安くなれば「消費者」としては嬉しい限りです

「米国産」牛肉はとっても美味しいですし、お腹いっぱい牛肉を食べれそうです

・「米国産」牛肉が値下がりしています(今後も下がり続けます)

・中国が「米国産」牛肉を買わなくなった(貿易戦争)

・日本の「米国産」牛肉への関税が下がる(TPPと同じに)

・「円高」が続いている(為替で輸入が安くなる)

最後までお付き合いありがとうございました🙂

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