社会保障費まだまだ上がるよ【日本は最大の保障国家】

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こんにちは、いちろうおじさんです。

 

お盆になりました。

お墓参りや、じいちゃんばあちゃんの所に行かれた方が多い事でしょう。

ふと、自分がじいさんになった時の事や、上がり続けてる社会保険料が気になって調べてみました。

 

社会保障費はとんでもない勢いで増えてました😨

 

増え続ける社会保障費【どこまでも増える】

社会保障費の中身は大きく3つになります。(年金・医療・介護福祉)

 

 

1990年

2000年

2010年

2018年(予算

年金

24.0兆円 41.2兆円 53.0兆円 56.7兆円

医療

18.6兆円 26.2兆円 33.2兆円 39.2兆円

介護福祉

4.8兆円 11.0兆円 19.2兆円 25.3兆円

合計

47.4兆円 78.4兆円 105.4兆円 121.3兆円

1990年(平成2)から2010年(平成22年)の20年間で2倍以上になってます。

しかも、それ以降も勢いが止まらず8年間で約20兆円の増加という想像できないレベルです。

年金・医療・介護福祉はどれも長寿と命に直結する問題なので、予算の削減がほとんど出来ないのでしょう。

 

増え続けている社会保障費ですが、どうやって支払っているかというと国債です😅

平成30年度は約33兆円の社会保障費を税金から支出してますが、ほぼそれと同額の国債を発行してます。

国の借金が増え続けてると指摘されますが、増え続ける社会保障費の穴埋めをしてるんですね。(問題の先送りで、次の世代に丸投げ)

 

今後はどうなるの?【さらに厳しくなります】

この先の見通しについてもはっきりと示されてます。

さすが、官僚は日本の優秀な人材が集まってますね。データは完璧です。

危ない年度に赤線まで引っ張ってありますよ。未来に未来はありません。

 

 

2022~2025

2026~2030

2041~2050

75歳以上

+75万人 +22万人 +18万人

20~74歳

―107万人 ―67万人 ―93万人
 

団塊世代が75歳以上になり始める

全ての団塊世代が75歳以上

団塊ジュニア世代が75歳以上

社会保障費のお世話になる人より、それを支える働く人の減り方がすごいんですけど。。

これってもう大丈夫じゃないよね😂今の制度を維持できるわけない。。

 

75歳以上から医療費・介護費が大きく増えます

年齢別の医療と介護に費用がどれだけかかるか示されてます。

75歳以上になると、医療・介護共に跳ね上がりますね。

平均1人当たり: 医療費91万円・ 介護費48万円

(医療費の金額は75歳以上が多いですが、伸び率は子供の方が大くなります。詳しくはまた次回)

 

75歳以上の急増は分かっている事なので、社会保障費もそれだけ増えるという事です。

2020~2030の10年間で単純な計算をしてみましょう。

約100万人増 × (91万円 + 48万円)= 13,900憶円

年金以外の医療・介護だけで、今より1兆3,900億円増えることが分かってます。

どうするんだろ、って消費税を10%に上げましたね。

足りるのかな。。

 

保険料って上がり続けてるよね?

もちろん消費税で解決するわけもなく、保険料は上がり続けてます。

サラリーマンにはけっこう重たい保険料ですが、11%近く上がったのに対し、給料は6%しか上がってません。(医療と介護は36%上がってますが。。)

 

実質賃金が下がってるというのはこの事で、物価が上がらないのも当然でしょう。

手取りが少ないんだから、安い物を求めます。景気も良くならない。

 

改革しかない【分かっちゃいるけど始められない】

働く人が減り続け、景気も良くならずで税収には期待できません。

歳入が増えなければ、歳出を減らして帳尻を合わせる。

ようやくここから改革の話が始まります(官僚はこれが言いたかったはず)

表によると医療費の増加の内、半分は高齢化でしかたがないとされてますが、残りの半分は「その他」となってます。

 

「その他」ってなんだよって、お医者さんのお給料です。お医者さんってめちゃくちゃお金持ちじゃないですか。。

日本は国民皆保険で原則3割負担ですが、高齢者は1割負担・子供は2割負担です。さらに自治体が優遇している所も多いです。(住民の争奪)

 

安くて良い医療 → どんどん病人(お客)が来る → 病院が儲かる(税金が入ってくる) 

窓口の負担を値上げして医療費を抑えると、病院の儲けが減るわけです。

日本には誰もが分かってるけど、改革できない非効率が存在します。

 

・湿布やビタミン剤を保険適応で病院から出してもらう(ドラックストアより安い)

・コンビニの数より多い薬局の数(医者の指示で薬を出すだけで利益を出せる)

・他の先進国と比べて、長い入院日数と多い病院のベッド

・費用の割に効果が薄い薬でも保険適応(他の国では適応外)

みんな分かってるんです。官僚が分からないはずない。どうすればいいか方向性も示してるし具体的な施策も出してます。

でも、始まらないんです。

 

医師会の政治力によって骨抜きにされるのが毎度のパターン。

(医師会・農協・郵政などなどは自民党の有力支持団体で選挙で票を集める)

日本を変えたい→ 与党になる必要がある→ 支持団体が必要→ 日本を変えられない

 

世界と比べたら日本ってどうなの?

最後に、他の国と比べた日本を簡単に見てみます。

縦が社会保障の支出で、横が国民の負担です。

 

・どの国も保障が増えれば、負担が増えるという関係(福祉国家も保障の分だけ負担が大きい)

・2015年からの日本は保障の割に負担が少ない、最大の保障国家

このまま改革を進めなければ、さらに保障だけはすごいですね。(福祉先進国ではない)

将来世代にツケを回し続けながら、行ける所まで行くのでしょうか。

 

どのみち、負担を増やして保障を減らすしかないでしょう。

その先には格差の拡大が待ってると思います。

 

まとめ

・社会保障費が増え続けている(2010年から100兆円超え)

・2030年までに75歳以上は約100万人増え、働く世代は約170万人減る

・保険料は上がり続け、実質賃金は下がっている

・医療費の改革はなかなか実行されない

・世界と比べると、日本は国民負担が少ない

最後までお付き合いありがとうございました🙂